「週末はしっかり復習しようと思ってたらルームメイトからみんなでビーチに行こうと誘われた。」 恐れるべきはボッチになることではない。成果を得ずに日本に帰ることだ。
【解説】 フィリピンに留学したけど、学校でできた友だちたちと遊びすぎて勉強できなかったという人がたまにいます。勉強しようと思ったんだけど、誘われて断れなくてついつい、と。
これは全く話になりません。一体何をしにフィリピンに行ったのでしょうか。
人間関係を気にする人が特に最近は非常に多いのですが、フィリピンには人間関係を作りに行ったのではないはずです。人間関係ができることはもちろんあるでしょうが、あくまでも英語を勉強するためにフィリピンに留学したはずです。
なのになぜ勉強よりも人間関係のほうが優先になるのでしょうか。なぜ勉強のために人間関係を犠牲にしないのでしょうか。
嫌われたらどうとか、友だちがいなくなったら寂しいとかいう人がいるでしょうが、そういう人は語学に向いていません。少なくともフィリピン留学で成果を上げるに値しません。
語学というのは英語に限らず地道な作業の繰り返しです。一つ一つ積み重ねて花が咲くのが語学です。しかも留学は短期決戦です。短い期間でどれだけ詰め込めるかの勝負です。そもそも遊んでいる時間などないのです。
であるならば、友だちがいなくなるのはかえってラッキーです。土日は誰にも誘われない上、みんな遊びに行って校内は静かですので、じっくりと勉強に打ち込むことができます。
何をしにフィリピンに来たのか、日本に何を持ち帰りたくてフィリピンに留学に来たのか。このことを見失わないようにして下さい。
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